【母乳】授乳中の母親に最適の食材~かぼちゃを食べれば母乳が増える

「完全母乳で育てたいと思っているのに、母乳が出ない!」

と、悩んでいませんか。

母乳に良いと言われている食材は、ネットなどで様々なものが紹介されていますが、

人によっては、なかなか効果が出ないこともあります。

その結果、

「これだけ色々な食材を試しているのに、ちっとも母乳が出ない!」

ということに、なってしまいがちです。

今回は、妊婦さんの状況にうってつけの食材を、アカ族の伝統の格言も交えながら、ご紹介していきます。

かぼちゃを毎日食べるだけで母乳が出る?

母乳育児のお母さんに最もお勧めの食材が、「かぼちゃ」です。

アカ族の格言のなかには、

「授乳中の母はかぼちゃの実と蔓を食べるべし」

という言葉があります。

意外と知られていないのですが、かぼちゃは実だけでなく、つるも食べることができます。

かぼちゃの蔓には甘みがあり、いちど食べると、

「なぜ今まで、カボチャの蔓を食べたことがなかったんだろう??」

と、不思議になるぐらい、とてもおいしい食材です。

ですので、新鮮なかぼちゃを買うときは、スーパーマーケットではなく、

できれば、実際にカボチャを栽培しておられる、農家の方のところで購入することを、おすすめします。

そのときに、「蔓も一緒にもらえませんか?」と言えば、農家の方は、ちゃんとかぼちゃの実と蔓を、いっしょに渡してくれます。

かぼちゃの蔓は、煮るととても柔らかくなり、 味にクセもないので、 とても食べやすいですよ!

ぜひ、これを機に、カボチャの蔓を、試してみてください。

母乳は、確実に出やすくなります。

一族の繁栄に母乳が不可欠な理由

アカ族の格言には、このように、妊娠や出産、授乳などに関するものが、数多くあります。

今回の、「かぼちゃを食べると母乳が出る」という格言は、その典型です。

どうして、こうした格言が、多く残されているのでしょうか。

それは、アカ族にとって、「子孫の繁栄」というものが、常に最重要項目であったからです。

アカ族は、伝統的に、父系社会です。そして、昔の日本にもよく似た、「御家を存続させ、繁栄させる」という美徳があります。

そして、その「御家」を構成する上で、最も基本となるのが、結婚・出産というわけです。

「赤ちゃんをきちんと産んで、きちんと育てることができる」

これが、いかに難しいことか、世の女性たちはみな、身を以て経験しているはずです。

一族が繁栄するためには、まずは何よりも、 元気な赤ちゃんを産んで、育てなければなりません。

そのためには、良質の母乳が必要です。

特に、粉ミルクがなかった昔は、母乳が出なければ、赤ちゃんを育てることが出来ませんでした。

こうなると、必然的に、「どうすれば母乳が出るのか」ということが、現代以上に、人々の関心事であったはずです。

そこで、先人たちは、何百年にもわたる試行錯誤の中で、 「母乳が出やすい食事は何か」ということを、模索し続けてきました。

そのうちの1つが、「かぼちゃ」というわけです。

おそらく、アカ族の過去の賢人達は、妊婦に食べさせる食事として、様々な食材を試してきたのでしょう。

その過程で、

「これを食べると母乳がたくさん出る」
「これを食べても、あまり出ない」

というデータの蓄積が行われ、

「どうやらかぼちゃがいいらしい」ということが、実際のデータから、導き出されたのだろうと推測されます。

現に、私のアカ族の妻は、授乳中は毎日かぼちゃばかり食べていました。

おかげさまで、これまでに4人の子を産み育ててきましたが、

どの子の時も、母乳がふんだんに出て、友達は皆、すくすく元気に育ちました。

そのため私は タイに移住して以来、「粉ミルク」というものを一度も買ったことがありません。

本当に、かぼちゃ様様です。

誰でも簡単に実践できる

アカ族の格言では、

「妊娠中に、食べたほうがよいものと食べてはいけないもの」

「授乳中に、食べたほうがいいもの、食べたほうがいけないもの」

これらが、こと細かく戒められています。

もちろん、こうした格言のなかには、実践が難しいものもありますが、

今回ご紹介した、

「授業中の母はかぼちゃの実と蔓を食べるべし」

という格言は、 比較的、実践しやすいものの1つです。

かぼちゃなら、庭の菜園に増えることもでき、市場などでも容易に手に入れることができるからです。

こうした経緯もあって、我が家では、かぼちゃが旬の秋冬の季節には、よくかぼちゃを食べます。

「母乳に良い」ということは、「そもそも女性の健康にも適している」ということですから、

アカ族村へホームステイにお越しの際は、ぜひ、地元の新鮮なかぼちゃを、召し上がってみてください!

かぼちゃを最も簡単に調理する方法

でも、かぼちゃを調理 するのって、結構手間ですよね。

そこで、 かぼちゃを 楽にふかす方法を ご紹介します。

カットしたかぼちゃを、 炊飯器のお米の上に乗せて、 ご飯と一緒に炊くだけです。

こうすれば、 何もしなくても自動的にホクホクのカボチャが出来上がります。

かぼちゃをふかす手間が省け、 ご飯にも、かぼちゃのエキスが美味しく染み渡ります。

そして、 このようにして毎日の食事で かぼちゃを食べるだけで、確実に母乳の量を増やすことができます。

ぜひ、試してみてくださいね!

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