父子日本留学日記~小学校の日本語サポート(第1回)

どうもこんにちは、でんいちです。

今回から、娘と私の「日本留学」の状況を、定期的に更新していきたいと思います。

久々の更新、、

2019年4月に娘と二人で日本へ渡って以来、ブログの更新がピタッと止まってしまっていました。

その後、読者の皆様から、
「留学状況はどんな感じなのか」

との問い合わせをいただくことが増え、更新が止まったことを反省するとともに、

「こんなにも多くの皆様から声援をいただいている」

と、改めて感謝している次第です。

今回は「留学1ヶ月目」と題し、日本の小学校における「日本語サポート」について、お話をしていきます。

小学校の日本語サポート

まず結論を言うと、日本の小学校における日本語サポートは、

「かなり手厚い」
という印象です。

もちろん、自治体によっても異なるのだろうとは思いますが、少なくとも、私の実家のあるエリア周辺に関して言えば、

学校を挙げての十分な日本語サポートを得ることができています。

私の実家のある市には工業団地があり、そこへ出稼ぎに来ているブラジル人、フィリピン人がいます。

そのため、近所の小中学校では、
「英語・ポルトガル語・タガログ語」

この3ヶ国語で、校内の看板や注意書き、および暮らしに関するパンフレットなどが書かれています。

田舎の小学校なのに、ずいぶんしっかりしているなぁ、と感じます。

そして、気になるのは「マンパワー」です。

外国人児童専門の教員がいる

マンパワー、つまり、外国人の子供のために、どれだけの先生が配置されているか、ということ。

これについても、うちの小学校は、きちんと外国人サポート用の先生がついていました。

その先生は、日本語教師の資格を持っていて、外国人の子に日本語を教えるのが専門です。

授業中、難しい国語の時間とかに、その先生はうちの娘を連れて別の教室へ移動し、基本的な読み書きなどを教えてくれているようです。

あ、そうそう、言い忘れましたが、すべての授業は、普通に他の生徒と一緒に受けています。

その中で、たまに日本語指導の先生が付いてくれる、という感じです。

聞くと、去年の6年生は、日本語が分からない児童の数が多く、そのため、日本語指導要員は今よりももっと充実していたそうです。

今年になって、そういう生徒が全校で2人だけになったので、人員を減らしたらしいんですが、

それでも、たった2人の生徒のために、こんなにも手厚いサポートがあり、本当にありがたいことです。

学校全体がウェルカムモード

また、日本語指導要員だけでなく、他の先生方も全体的に、

「外国人の子供のサポートをしてあげよう」
という姿勢がひしひしと感じられます。

そのため、他のクラスの先生や、保健の先生、校長教頭先生など、みんなが外国人の生徒(つまりうちの娘)に関心を持ってくれています。

むしろ、実際の具体的なサポートよりも、こういう気遣いこそが、何よりもありがたいですよね。

そういうわけで、今回のテーマ、「留学中における、学校側の日本語サポート」については、

「十分すぎるぐらい充実している」
と、言えます。

これはたぶん、土地柄(工場が多い)もあると思います。

全部が全部、こういう「ラッキー」な環境ではないでしょう。

日本での生活をそこそこ楽しんでくれているみたい
本当に良かった、、、

少なくとも、うちの学校に関して言えば、

「外国人の子が生活する上で、特に大きな支障は感じていない」
という印象です。

繰り返しますが、
本当にありがたいことです。

では、今回はこの辺で、、

(つづく)