父子日本留学日記~編入の学年は年齢で決まる(第2回)

今回の日本留学で、
初めて知ったことがあります。

それは、
「日本の公立小学校に編入する際、
 学年は年齢によって自動的に決まる」

という、編入のルールです。

学年は年齢によって自動的に決まる

つまり、

今年8歳になる子が、
小学校に編入する場合、、

「学年は、自動的に2年生になる」

ということなのです。

留年するつもりだった

日本在住の皆さんからすると、これは「常識」なのかもしれませんが、

私は、今回日本に来るまで、このルールを知りませんでした。

娘が日本の小学校に入ったら、「1年留年して」小学校1年生をやりたい、なんてことを考えていたんです。

なぜなら、うちの娘は平仮名カタカナが読めないため、

「2年生から入るより、1年生から入り直して、
 平仮名カタカナを習得したほうが良いだろう」

と、考えていたからです。

日本では学年を選ぶことはできない

で、地元の教育委員会に連絡したときに言われたのが、冒頭の話。

「日本の公立小学校では、
 8歳になる子は全員2年生です。
 
 1年生をもう一度とかは、
 自分では選べないんです」

と、言われました。

へぇー、
そうだったのか、、
知らなかった。

タイは「学力」によって学年が決まる

いっぽう、このブログでもお話ししている通り、

タイは、小学校でも普通に「留年」があります。

なので、「小学2年生を2回め」とかの生徒が結構います。

今回の編入も、私はそういうノリで考えていたので、てっきり日本でも、

「1年遅れで、1年生に編入できる」

というのが可能だと思い込んでいました。

しかし日本では、
それができない。

そういう事情で、今年8歳になるうちの娘は、日本へ来て、小学2年生に編入している、、

というわけです。

留年がないメリット

まぁでも、これはこれで、メリットもあります。

落第がない、ということは、、、

「いくら成績が悪くても、進級はさせてくれる」

という事ですから、
娘にとっては気が楽です。

「勉強なんて、別にできなくってもいいから、

日本の学校で、毎日お友達と、

元気に遊んでいればいいよ」

と、娘に対して言うことができます。

わんぱくでもいい、
たくましく育ってほしい

勉強なんて、二の次

実際のところ、

私としては、学校の成績なんてものは正直どうでもよく、、、

「学校でお友達を作って、その中で日本語を習得していってほしい」

というのが、そもそもの願いです。

そうなると、「成績が良くても悪くても、年齢で自動的に学年が決まる」という日本の小学校のシステムは、

これはこれで、なかなか良いシステムだと思うわけです。