北タイの山岳部では、
「停電」がよくあります。
実感としては、
だいたい「月に1回以上」停電している感じなので、かなりの頻度です。
ただ、山はもともと夜が早いですから、
停電のリスクは、それほどではありません。
たとえ停電で、家が真っ暗になったとしても、
みんなあまり気にせずに、早寝をします。
私も、停電の時は無駄にあがいたりせず、
「あー、今日はもう仕事ができないな」
と諦めて、休息するようにしています。
いわば、
私にとって停電は、
休息&早寝タイムです。
しかし、そうとも言ってられないところが、山にも1ヶ所だけあります。
それが、セブンイレブンです。
なにせ、24時間営業を謳っていますから、
雨が降ろうが、
槍が降ろうが、
停電になろうが、
店内は、常に電気をつけておかなくてはなりません。
また、セブンイレブンの商品は、すべてバーコードで管理しているので、
電気が使えないとレジがストップしてしまい、ものを売ることすらできません。
その点、昔ながらのkioskタイプの商店では、お会計や在庫管理は全て手動ですから、
停電になっても、普通に営業していたりします。
でも、
セブンイレブンでは、
そうはいきません。
まさしく、
電気が生命線なのです。
そのため、北タイ山岳部のセブンイレブンでは、
「自家発電機」を常備しています。
そして、停電のたびに発電し、レジや冷蔵庫を稼働させている…
というわけです。