【アカ語 Wiki】ウィキペディアに記事を投稿するメリットは本当にあるのか

2017年現在、ウィキペディアにはアカ語のページはありません。

それで先日読者の方から、

「せっかくここでアカ語の情報をまとめているなら、ウィキペディアのアカ語のページに投稿したらいいんじゃないですか?」

という質問を頂きました。

ウィキペディアに記事を投稿するメリットは本当にあるのか

今のところ私は、ウィキペディアに「アカ語」のページを投稿するつもりはありません。

というよりも、私はそもそもウィキペディアへの投稿というものに関して、あんまりメリットを感じていないんです。

その理由は、大きく3つあります。

理由1:無記名制である

ウィキペディアは、2ちゃんねると同じで、無記名制です。

「誰が投稿したのかわからない」という点では、2chに投稿するのも、ウィキペディアに投稿するのも、

たいして変わらないんじゃないのか?というのが私の考えです。

無記名制ということは、いくら頑張って書いても、私の成果にはなりません。

まあ、ウィキペディアから参照のリンクを送ることぐらいはできるかもしれませんが…

それに、アカ語の文法や単語について知りたい人がいれば、自然に検索してこのサイトを見つけてくれますから、

このサイトを完成させることのほうが、先決です。

そうなると、「わざわざウィキペディアのほうに投稿する必要はないかな」と思うわけです。

理由2:荒らしや誹謗中傷の危険性がある

前項の無記名制とも関連しますが、

ウィキペディアには、常に荒らしや誹謗中傷の危険性があります。

ウィキペディアの投稿内容って、実は、反対意見や修正要求ができることをご存知でしたか?

「○○の記述は不正確なので訂正して欲しい」
「どこどこの説が紹介されていない」

などです。

元の投稿者は、そういう要求に対して、いちいち訂正をしていかなければならず、

なおかつ、もしも誰か他の人がもっと詳しい投稿してきたら、内容がどんどん書き換えられていきます。

そんなことに付き合い続けるのは、めんどくさすぎます。笑

一方、自分のサイトなら、誰からも文句を言われずに好きなように書くことができます。

それに、書いたら書いた分だけ、自分の成果になります。

そのほうが、よっぽど楽しいし、気楽です。

3:初心者に対して敷居が高い

ウィキペディアに投稿された内容というのは、大体が専門的です。

専門的な内容って、意外と需要がなくて、役に立たないことが多いんです。

例えば、あなたも、「ちょっと野菜のことを調べたい」と思ってウィキペディアを開いたら、

内容が専門的すぎてチンプンカンプンだった、と感じたことがあるはずです。

それで、ウィキペディア以外の、もっと実用的な情報が書かれた野菜のサイトで、野菜の栽培方法や料理方法などを調べる、というようなことが、往々にしてあります。

つまり、ウィキペディアの記事というのは、それを専門に勉強している学生などが読むにはかなり有用だとは思いますが、「とりあえずちょっと知りたい」という人にとっては、敷居が高すぎるんです。

特に、私がこのサイトでまとめているアカ語というのは、そもそも専門家の数自体が少ない分野です。

ですので、専門的な内容を書いたところで、それを必要としている人は、1000人中1人いるかいないか、というぐらいマニアックなものになってしまいます。

私が想定している読者層というのは、

「タイやラオス、中国を旅行して、アカ族(哈尼族)の人と仲良くなったので、ちょっとアカ語をしゃべってみたい」という人たちです。

そういう読者に対しては、ウィキペディアのような専門的な記述ではなく、できるだけわかりやすく、情報を提供することが最も必要です。

それに、そのほうが社会にとっても有益なのではないか、と思うわけです。

まとめ

今回は、アカ語に関する記事の執筆にあたって、「なぜウィキペディアのアカ語に投稿しないのか」という理由について、

1:無記名制である
2:荒らしや誹謗中傷の危険性がある
3:初心者に対して敷居が高い

の3つの理由を、ご紹介してきました。

以上の理由から、私はウィキペディアに投稿するということに関して、あまり魅力を感じていません。

それよりもまず、このサイトのアカ語の記事をどんどん拡充していきたいと思っています。

このサイトは、今後も随時更新していきますので、

もしもあなたが、今後またアカ語に関心を持たれることがありましたら、

こちらの【アカ語】のカテゴリから、関心のある項目ごとに読んでいただければ幸いです。

それではまた。