今回は、タイのミルクティー、「タイティー」について、ご紹介します。
タイティーは、タイの庶民の間で昔から親しまれてきた、伝統的な飲み物です。
なので、タイ屋台などでは、タイティーは普通に売られていたんですが、
「色が毒々しい」などの理由から、これまで、旅行者のタイティーの評判はイマイチでした。
しかし最近、雑誌や動画、ネット記事などで紹介されたことで、
「タイティー」というものが、徐々にメジャーな飲み物になりつつあります。
現に、東京にあるタイ料理屋さんのなかには、
この「タイティー」を売りにしているところもあります。
見ての通り、
色はかなり鮮やかな赤色をしています。
日本の「午後の紅茶」よりも酸味があり、穀物の匂いがするのが特徴です。
材料を何から作っているのか、ちょっと謎なんですが、
いずれにせよ、かなり「独特な味わい」をしています。
うちの近所にも、昔ながらの製法で、タイティーを作っているおかみさんがいます。
値段は、1杯10バーツ。
昔は5バーツで、もっと昔は、3バーツだった頃もありました。
バンコクなどの都市部では、1杯何十バーツもするような高いお店もありますが、
本来、タイティーは、庶民の激安の飲み物だったんです。
旅行でタイの田舎を訪れたときは、
是非、昔ながらの地元のタイティーにも、チャレンジしてみましょう。