パイナップルの皮を使って、酵素ドリンクを作ってみました。
今回は、自宅で気軽に作れる、酵素ドリンクの作り方を、ご紹介していきます。
パイナップルで酵素ドリンクを作ろう
まず、私が今回買ってきたのは、パイナップルです。
私が住んでいるタイ北部のチェンラーイ県は、パイナップルが名産品で、国道1号線沿いには、パイナップルの直売屋台がたくさんあります。
そこではなんと、パイナップルは1キロで20バーツ(約60円)ほど。
たくさん買えば、もっと値下げしてくれます。
パイナップルの皮は捨てない
まずは、パイナップルの黄色い実の部分を美味しくいただきます。
でも、パイナップルって、食べられる実の部分が、すごく少ないですよね。
パイナップルを1キロ買っても、実感としては、食べられる部分は半分くらい。
残りの半分は、普通は捨ててしまいます。
「こんなに大量の皮を捨ててしまうのはもったいない!」
ということで、この皮の部分を利用して、酵素ドリンクを作ってみましょう。
酵素ドリンクの作り方は、こちらの記事でもご紹介しています。
パイナップル酵素の作り方
作り方は、いたって簡単です。
用意するもの
●パイナップル3kg分の皮と芯
●上白糖500グラム
●水1L
●容量2Lぐらいのタッパー
作り方
まず、タッパーの底に、お砂糖を敷き詰めます。深さは1センチぐらい?
この時に使うお砂糖は、三温糖よりも、上白糖のほうがよいそうです。
そこへ、3センチ四方ぐらいにカットしたパイナップルの皮と芯を、投入します。
その上から、またお砂糖をパラパラとふりかけます。
酵素ドリンクの作り方を紹介しているサイトを見ると、
「フルーツ1に対し、上白糖1.1」
というように書いてあることが多いですが、うちでは適当です。笑
お砂糖は、目分量で、まんべんなく降りかかったかな?という程度に、全体にまぶします。
最後に、水を足します。水を足すときの目安としては、パイナップルが全部水にちょうど浸かるぐらい。
大体、砂糖1に対し水2ぐらいでちょうど良いと思います。
要は、砂糖水にフルーツを漬け込んでおく、ということです。作り方は、これだけ。
これで、下ごしらえは完成です。
2、3日、常温で置いておくと、写真のようになります。
なお、酵素は常温の方が生きやすいようなので、作るのは春~夏のほうが適しています。
日本で冬に作る場合は、気温が低すぎてこそが生きられない可能性がありますので、
冷蔵庫の裏側やストーブの近くなど、出来るだけ暖かい場所に酵素用タッパーを置いておくと、酵素が発生しやすくなります。
パイナップルの表面に、泡が付着しているのが分かると思います。
この泡は、酵素が呼吸をしている証拠。
これで、酵素の完成です。
このままの状態でも構わないのですが、ドリンクとして飲みやすいよう、ペットボトルに移し変えます。
布で濾過して、ペットボトルに詰めて、出来上がり!
ただし、酵素は呼吸をしているので、密封した状態で長時間置いておくと、中に空気が充満して破裂してしまうことがあります。
1日最低3回以上は、ボトルのフタを開けて、空気を入れ替えてあげましょう。
酵素ドリンクの効果は?
酵素ドリンクには、体内の細胞を活性化させる働きがあるため、アンチエイジングの効果があります。
1日1回、ペロッと一口舐めるだけでも、酵素が体内で活躍し、1週間も続ければ、見違えるほど健康になります。
我が家では、コップに入れて、水で割って飲みます。大体3倍希釈ぐらいで、ちょうど良い甘さ。
酵素飲むと、なぜ健康になるの?
酵素は、生きています。
そのため、酵素を体内に取り入れるということは、腸内で新しい酵素を飼う、ということを意味します
酵素が腸内で活動することによって、まず、宿便が出やすくなります。
宿便とは、腸内に溜まって、長期間排泄されない便のことです。
「酵素を飲んだら、とたんに便の量が増えた!」
と、びっくりする人が多いのですが、これは、酵素の働きによるものです。
おかげさまで私は、この酵素ドリンクを作り始めてから、お通じが良くなり、病気らしい病気をしたことがありません。
まとめ
酵素ドリンク作りに必要なパイナップルは、1キロ20バーツ。
5キロ分も買えば、その皮と芯で、酵素ドリンクを1リットル作ることができます。
上白糖は、500グラムで20バーツ。
トータル100数十バーツ(約500円)ほどで、酵素ドリンクを1L作れたことになります。
酵素ドリンクは、希釈したものを1日にコップ1杯いっぱいほどで、見違えるほどの効果を実感できます。
がぶがぶ飲むものではないので、かなり日持ちします。
安いフルーツが大量に手に入ったときは、ぜひ、酵素作りにチャレンジしてみましょう!
それではまた。