airbnbという、「民泊のマッチング」を行なう、有名なサイトがあります。
おそらくあなたも、旅行中に泊まるところを探していて、
「airbnb」という言葉を、ネットで見かけたことがあるのではないでしょうか。
今や、「民泊と言えばairbnb」と言われるほどで、
民泊業界においては、かなり広く普及している感があります。
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それで私も、「airbnbに登録しないんですか?」と、聞かれることが、よくあります。
しかし私は、いくつかの理由から、airbnbは利用していません。
正確に言うと、
昔、ためしに一度登録だけして、その後、全く更新をしていません。
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私がairbnbを利用しない理由の1つ目は、
単純に、私は、「英語があまり得意ではないから」です。
airbnbに登録をしてしまうと、全世界の人が、対象になります。
そうなると、将来、うちのアカ族ホームステイにも、
「西洋人のお客さんが来る」なんてことも、想定しないといけません。
実際に、タイでそれをしている人も、います。
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しかし、このブログを見ても分かるとおり、私が取り扱っているテーマというのは、
少数民族の貧困や犯罪などの諸問題や、
言語や文化、
健康を維持する方法、
少子化改善への取り組み、
そして、星や宇宙のこと、など…
というような、非常に深いテーマが多いんですよね。
そして、私はゲストに対しても、こういう深く掘り下げた話をします。
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でも、こんな話を、私は英語では出来ません(笑)。
英語で話せるのは、せいぜい日常会話ぐらいです。
しかしそれでは、私がこの山奥の地で行なっている、本当に深いところまでは、相手に伝りません。
やはり、「母語の日本語でしか伝えられない内容」というのがあるわけです。
そういう事情で、うちのホームステイでは、
「お客さんは日本人のみ」ということにしています。
そして、日本人だけが対象なら…
「世界規模のairbnbなんて使わずに、日本語のブログを通じて、直接問い合わせをしてもらったほうが良くね?」
と、なるわけです。
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また、実際のところ、うちに来てくださるゲストの方々というのは、
こうした「人生の奥深いテーマ」に関心を持っている人が多いです。
これはたぶん、「類友(類は友を呼ぶ)」の法則で、
私が発信している内容と、読者が求めて、共感してくれる内容とが、かなりの部分まで、一致しているからだと思います。
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そして実際に、ゲストがうちへ来てくださる時は、
何かしら、人生や地球や宇宙に関するお話をして、お互いが、その後の人生に役立てていく…
というようなところがあります。
でも、これには、「ただし日本語に限る」という条件が、不可欠なんです。
外国の人がせっかく来てくれても、私は、そうした深いお話を、英語ではできませんから、
「もっとお伝えしたいことがあったのに…」
と、相手に対しても、申し訳ない思いになってしまう、というわけです。
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こういう事情で、うちのゲストハウスでは、今のところは、
「お客様は日本人のみ」。
そして、airbnbは通さずに、ブログや、タイの日本語情報誌『ちゃ~お』などから、直接ご連絡をいただく…
というシステムにしています。