「女性教師、小5児童に復讐される」
というショッキングな見出しの記事がタイの新聞で報じられ、話題になりました。
ニュースの元となったのは、小5児童から逆恨みをされた女性教師のフェイスブック投稿です。
以下、新聞記事より抜粋します。
女性教師が態度の悪い児童を叱ったところ、なんと児童はその日の放課後、教師の車のタイヤの真下に、長さ10㎝のクギが置かれていたのである。
車が発進すれば、クギを踏みつけてパンクする、という寸法だ。
幸い、教師は乗車前にクギの存在に気付いたため、パンクを未然に防ぐことができた。
しかし、教師の悲しみが癒えることはなく、
教師は、このあまりにもショッキングな状況の画像を、フェイスブックに投稿した。
「教師生活10年、これほどまでに陰湿な仕返しを生徒にされたのは初めてだわ。
私はただ、課題をしてこなかった生徒を注意しただけなのよ?
教師は、生徒を叱るたびに、タイヤをパンクさせられるの?
教師は生徒を叱ってはいけないというの?
この一件は、保護者の皆さんにもぜひ知って欲しい。
もしも我が子がこんな陰湿な復讐をしたら、それは親としてとても『恥ずかしい』ことだわ!」
記事からは、以上です。
いや本当、陰湿な仕返しですよねー
この小5の餓鬼は、タイヤ1つダメにしたら、一体いくらかかるのか、知っているんでしょうか??
DQN餓鬼が叱られた損失と、
タイヤ1つの損失。
明らかに、釣り合っていませんよね。
三倍返しどころか、莫大な差があることは、ちょっと損失額を考えれば分かりそうなもんなんですが、
DQN親に育てられた子供というのは、往々にして、己のつまらない感情から、こういう大損害を社会に与えます。
じつはタイという国は、古来より、
「恨みを抱いて、仕返しする」という行為を良しとする文化があります。
そのため、タイでは、大人も子供も、「恨みを抱き続ける」という人が非常に多い、という現状があります。
「微笑みの国」なのに、ちょっと意外な感じですよね。
でも、事実です。
逆説的に言うと、恨みつらみを抱きやすい国民性であるからこそ、
「笑顔で、マイペンライ」を文化的に強制しているのかもしれません。
タイ人同士は、笑顔のワンクッションを置かないと、すぐに「復讐」をしてしまうからです。
タイ人から恨みを買わないよう、気を付けたいものです。