タイは鶏肉が安くて豊富…でも、鶏のモツはなぜかマイナー料理?

今日は、鶏のモツの生姜焼きで、晩酌をしました。

私は、鶏のモツが結構好きで、ちょくちょく食べています。

しかし、

タイは鶏が安いはずなのに、どういうわけか、鶏モツをあまり見かけません。

町の生鮮市場へ行っても、「多少ある」という程度です。

少なくとも鶏モツは、

「タイではあまり一般的な食材ではない」

という印象です。

タイは、KFCが大人気で、KFC以外でも、

・ガイヤーン
(タイ風直火焼きチキン)

・ガイトート
(鶏のから揚げ)

・カオマンガイ
(鶏肉のせ炊き込みご飯)

…などなど、「これでもかっ」というぐらい、タイ人は鶏肉をよく食べます。

でも、それらの店で、「余ったモツを調理した」と言う話を、聞いたことがありません。

実際、料理店などへ行っても、「鶏のモツの料理」は、タイでほとんど見かけません。

あったとしても、串の焼き鳥屋で、モツの串焼きがたまにある、という程度です。

つまり、

大量の鶏肉の消費量に比べると、モツの消費量が、はるかに少ない

ということなんです。

タイでは、鶏肉と鶏モツの流通量が、

明らかに、釣り合っていないのです。

タイで毎日調理されている、鶏肉。

しかし、その「モツ」は、一体どこで、誰が食べているのか…

これは、
私の中で、
「タイ七不思議」の1つです。

その点、ミャンマーでは、カレー屋さんに行くと、

「肉カレー」とは別に、「モツカレー」を置いているお店もあります。

また、ミャンマーの屋台では、「モツ串屋」などもよくありますから、

ミャンマーでは比較的、「肉食」と「モツ食」のバランスが取れている、という印象です。

ミャンマーは、鶏モツの料理が多いが、タイはなぜか少ない。

我が家では、私がモツ好きなので、

奥さんが定期的に市場で鶏モツを仕入れて、モツ料理を作ってくれるんですが、

たぶん、タイでは、そういう家庭は少数派だと思います。

本当、タイで、鶏のモツは、どうしているんでしょうね?

いまだに、謎です。