【アカ族の昆虫食】北タイの山村では、夏休みにセミを取って食べるのが定番

今日のディナーは、セミの唐揚げ。

夏休みはセミ取りの季節

タイの学校の夏休みは、とてつもなく長いです。

3月下旬から5月中旬まで、約2ヶ月間も夏休みがあります。

近年では、「サマー(英語の借用で、夏休みを意味する)」と称して、夏休みの間も子供に塾や学校に通わせる親が、タイでも増えてきています。

でも、それはあくまでも、都市部の中産層以上の話でして、アカ族の山村では、「サマー」なんていうのは全く無関係。

今日も子供たちは、朝から元気にセミ取りに出かけていました。

・・・数時間後、

長男が70匹ほどセミを取ってきてくれました。

羽根と足をむしってから、油で素揚げ

セミは、羽根が食べられないので、羽をむしり取って下ごしらえ。

セミの足は、食べる人と食べない人がいるので、下ごしらえの段階で、羽根と一緒に足をむしる人もいます。

ちなみに私は、足も食べる派。

食べない派に言わせると、固くて食べにくいそうですが、慣れると、そこまで気になりません。

羽根と足をむしったセミを、油でそのままあげて、塩を振って食べます。

セミは、昆虫の中でも意外と食べやすいほう

セミの唐揚げは、フライドポテトのような味と食感です。

初めて食べる人は、外見を見ずに味だけで判別したら、多分セミだとは気づかないかも?

外見さえ気にならなければ、かなりおいしいです。

昆虫系で言うと、セミの他には、コオロギやバッタも食べることが出来ますが、

コオロギやバッタは、芯が硬くて若干食べづらいので、昆虫の中では多分、セミが一番食べやすいと思います。